妊婦、妊活中にお薦めの血糖値対策+葉酸サプリメント

妊婦妊活中にお薦めのサプリメント 血糖値と糖尿病のコラム

妊娠糖尿病のことが気になる、妊婦の方や妊活(ママ活)中の方のための記事です。

妊娠糖尿病については別の記事で解説していますので、もしまだよくご存知でなければ、一度読んで頂きたいと思いますが、妊娠糖尿病を発症するリスクが高い方は以下のような方です。

家族に糖尿病の方がいる、またはいた。そして肥満体質で、初産ではなく2回目以降の妊娠で以前の出産の際に何かしら問題があった方。

妊娠すると病院で妊娠糖尿病のスクリーニング検査を受けますのですぐに分かりますが、妊活中はそういうわけにもいきませんので、自分で予防しなくてはなりませんね。

血糖値を下げるサプリメントやお茶なども別の記事で詳しくご紹介していますが、妊婦や妊活中、あるいは授乳中の方も、子供に与える影響を考えて、飲んで良いものかどうかが分からないと、心配で飲めないと思います。

そこでここでは、そういった妊婦や妊活中の方でも安心して飲めて、有効なサプリやお茶はどれかという視点で、お話したいと思います。

糖質の吸収を阻害するよりも、インスリンをサポートする方が良い

血糖値を下げる機能にも種類があって、①糖質の吸収を妨げるもの、②インスリンに代わって糖の取り込みをサポートするもの、②糖代謝をアップして結果的に血糖値を下げるものなどがあります。

 

結論から言うと、妊婦にはどの機能が適しているかを考えると、②インスリンに代わって糖の取り込みをサポートするものなのです。

 

妊娠糖尿病の記事で解説しているとおり、妊婦の血糖値が上がりやすい理由は、胎盤でインスリン抵抗性ホルモンと呼ばれるインスリンを分解する蛋白分解ホルモンが異常分泌されて、母体のインスリンの邪魔をすることと考えられています。

 

この胎盤での活動は、赤ちゃんのエネルギー源でもあるブドウ糖を母体だけで消費するのを防ぎ、赤ちゃんの成長を促すためです。

 

その結果、インスリンの分泌量をうまくコントロールできない、あるいは分泌するけど効かない体質の妊婦さんは、血糖値が上昇してしまいます。

 

つまり、糖質の吸収を阻害するというのは胎児の成長のためには良くない方法で、妊娠中に栄養を取らないダイエット法は良くないという理由と同じです。

 

妊娠糖尿病には、うまく働いていないインスリンに代わって糖の取り込みをサポートする機能が適しているというのが、これでお分かり頂けるでしょう。

お茶ならバナバ茶がお薦め

まずお茶で考えるなら、妊婦にはノンカフェインが第一条件です。

かつ、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なもので、血糖値を下げる効果もあるお茶です。

 

よく飲まれているのは「桑の葉茶」と「バナバ茶」なのですが、桑の葉に含まれるDNJ(デオキシノジリマイシン)は、糖質を分解する酵素であるα-グルコシターゼの働きを阻害して、血糖値の上昇を防ぐ効果や小腸での糖質の吸収を抑制する効果があるものです。

 

一方バナバに含まれるコロソール酸(コロソリン酸)は、血液中にある糖の細胞内への取り込みを促す作用があり、インスリンと似たような働きをしますので、妊娠糖尿病に対しては、桑の葉よりもバナバ茶の方が適しているのです。

 

バナバ茶は、カルシウムやカリウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラルや、食物繊維も豊富ですし、安いお茶なので、家計に負担もかかりません。

 

インスリンと似たような働きをするお茶としては他にも、シジュウム茶(グァバ茶)やゴーヤ茶があります。

血糖値を下げるサプリでお薦めなのはどれか?

植物を原料とする方が化学合成物よりも副作用がなく安心というのは、何となく分かりますよね。

なおかつ、インスリンと似たような働きをする成分(インスリン用物資と言います)を使っているサプリメントがお薦めです。

 

アイスプラントという野菜に含まれるピニトールが、これにあたります。

ピニトールは大豆やルイボス茶などにも微量ながら含まれていますが、アイスプラントの比ではありません。

アイスプラントは野菜なのでお茶にはできませんが、無菌室で無農薬栽培できますのでサプリの原料としても適しています。

 

このアイスプラントのピニトールを主成分としたサプリメントが、「グラシトール」になります。

グラシトール

グラシトールには、一日6粒中にピニトール300mgの他、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、亜鉛、葉酸も含まれています。

原料のアイスプラントは密閉型の室内生産で無農薬。細菌検査や重金属検査まで行っているので安心です。

妊婦や妊活中に最も適した血糖値対策+葉酸サプリメント

さて、妊活(ママ活)中や妊娠中の方は葉酸の重要性はすでに認識されていて、葉酸サプリメントで摂取している方が多いと思います。

 

そうするとサプリメントを2種類続けるというのも負担に感じますね。

そんな方にお薦めしたいのが、こちらの「ベジママ」です。

ベジママ(VEGEMAMA)

 

グラシトールにも葉酸が含まれていますが、一日分で100μgです。

一方ベジママは葉酸がメインのサプリですので、400μgと十分な摂取量になります。

ピニトールの含有量は、グラシトールが300mgなのに対してベジママは260mgとやや少なめになりますが、効果は十分期待できる量です。

その他の成分としては、ルイボス-50mg、ビタミンC-80mg、ビタミンE-8mg、ビタミンB12-20μgなどが含まれています。

 

妊活(ママ活)サプリにピニトールを入れる理由(PCOS対策)

ベジママにピニトールが入っている理由をもう一つご説明します。

 

ピニトールは体内で分解されてメチル基とカイロ-イノシトールという物質になるのですが、このカイロ-イノシトールは「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の改善に効果があることが、アメリカヴァージニア大学の研究や検証データで確認されています。

 

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の原因にはインスリンの関与があって、インスリンの効き目が悪い人(インスリン抵抗性が高い人)がインスリンを過剰分泌することで卵巣内が男性ホルモン優位に傾いて、排卵障害を起こすものと言われています。

 

カイロ-イノシトールがインスリンに代わって糖の取り込みをサポートすると、インスリン分泌やホルモンバランスが正常になり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)も改善されるというわけです。

ベジママ VEGEMAMA 124粒 – Yahoo!ショッピング

こちらに詳しい記事もあります。

ベジママは妊娠糖尿病・PCOSが気になる女性の妊活葉酸サプリ

 

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